Interview先輩社員の声

経理 松原 和樹

Profile

  • 尾池工業株式会社
  • 2019年8月入社
  • 管理本部経理部経理課
  • 商学部
  • 主任部員

大学は商学部で簿記とファイナンシャルプランナーの資格を所持。
前職で経営戦略部署に携わっていたことを評価され、中途採用にて入社。
現在は本社管理本部にて経理の仕事に従事し、取締役会にて用いられるグループ全社的な資料作りにも携わっている。

製造業にあまりご縁がなかった中途採用組ですが、
前職の経歴もすごく高く評価していただけたと思います。

私の仕事は、請求書の発送や支払いの対応など、いわゆる経理の仕事が担当になりますが、ほかにもOIKEホールディングスの経営企画室としての全社的な資料作りにも携わっています。取締役会が月2回あるので、そこで使用される決算資料などの集約も担当しています。
私は中途採用組なのですが、新卒で最初に入社したのはホテル業界でした。そこではサービスの現場も経験してから、最後の2年くらい経営戦略部門にも携わっていて、そこでも決算資料を作ったりと現在の業務内容と似ているところがあります。経理のスキルだけではなくて、そうした経営戦略部門の仕事にも携わっていたという前職の経歴もすごく高く評価していただけたと思います。
入社する前は製造業に対してあまりご縁がなかったので、工業簿記という商業簿記とは違う分野の簿記が存在するのは知識として知ってはいましたが、実際に製品を扱うとなると教科書で学んできたものとどのくらい違うのか、まったく未知数で若干不安がありました。
しかし、わからないことは聞けば教えていただける先輩方もいらっしゃるので、在庫の考え方など工業簿記ならではのことを教えていただいたりして、今も学びながらチャレンジさせてもらっています。

本社は「鰻の寝床」と呼ばれる京町家。 コミュニケーションが多い風通しの良い会社です。

入社して感じたこの会社のいいところは、やはり風通しの良いところだと思います。わからないことを聞きやすい雰囲気がありますし、聞けば答えていただけます。情報共有も兼ねて話をする機会も結構多く、いい意味で仲がよく、コミュニケーションの多い職場だと感じます。
あと、私は本社で勤務しているのですが、本社は京町家をそのまま使っているので、社外の友人とかに話すととても驚いてもらえます。「鰻の寝床」と呼ばれるような奥に長い本物の京町家です。外観だけではなく、中も極力そのままの構造を維持していて、もちろんオフィス関係の機器は入っているんですが、土間や石造りの炊事場など元の間取りを今も残したまま使っていますので、物理的にも風通しが良いです。
玄関に「oike」のロゴマークが付いたプレートがありますが、大きな電飾看板やのぼりのようなものを立てているわけでもないので、ぱっと見ただけでは、尾池工業の本社機能があるとは気がつかないかもしれませんね。
四条烏丸からもすぐなので、京都の本当の街中です。観光客も多いので、京都駅までの電車は混んでますが、通勤は便利な方だと思います。

自分がこういった形で活躍できるとは思っていなかった。
イメージしていたこと以上のことをさせていただいている。

仕事では、まず第1にミスをしないということ。お金を扱う経理部であり、会社のかじ取りをする経営企画部門の仕事でもあるので、そこに提出する資料についてはミスなく作成し、その意思決定に関する不安要素を作るわけにはいかない。そこは慎重にやっています。
また、結構早くから責任がある仕事を任される機会もあり、前年度は一部社内システムの切り替えに関するプロジェクトに参画させていただきました。鳥取の倉吉市にも事業拠点があり、そちらも関わってくるので大変でしたが、システム部の方々の協力もいただきつつ、抜け漏れなく稼働させることができ、現在みなさんに使ってもらっています。そのシステムを入れたことで意思決定までのプロセスがかなり早くなったと思います。
私自身他業種からの転職で、自分がこういった形で活躍できるとは思っていなかったのですが、イメージしていたこと以上のことをやらせてもらっていると感じています。
なので、当社のホームページを見たりして、少しでも興味があったり、自分のスキルが役立つんじゃないかって思った方にはどんどん飛び込んできてほしい。声を上げてほしいと思います。
幅広い産業分野を扱っているので、活躍できそうなところも多々あると思います。当社は業歴が長いとはいえ、まだまだ進化の途中だと思ってるので、どこかできっと輝く瞬間が待ってると思います。