先輩社員のご紹介

未知の可能性を秘めたタッチパネル市場。期待の業界で次代に繋がるものづくりに取り組んでいます。

中島義浩さん

尾池工業(株)
ディスプレイ材料事業部
開発グループ
リーダー

中島義浩さんのプロフィール
学生時代は樹脂の合成を研究。尾池工業のコアテクノロジーである真空蒸着やドライ&ウェットコーティングといった加工技術に、合成の知識や技術が活かせるのではないかと入社を決意した。 1年目からカーナビや電子辞書に採用されるタッチパネルのウェットコーティングに携わり、現在は2015年に立ち上がったディスプレイ材料事業部でITフィルムの開発を担当。次代を見据えた製品開発に奔走している。

変革期を迎えた市場において存在感を増すフィルム素材。目下、さらなる開拓を図っている真っ最中です。

入社した10年前と比べ、タッチパネルの市場は随分と様変わりしました。当時はカーナビや電子辞書、電子手帳などに利用されるくらいのものでしたが、今はスマートフォンやタブレットなどのIT製品の需要拡大に伴い、ニーズが高まっています。こうした背景から、当社では「ディスプレイ材料事業部」を発足。ドライ&ウェットコーティングの加工技術を活用したタッチパネル部材などの設計・開発・販売に一層注力しています。 当社の強みは、ハードコートフィルムをはじめ、電極以外の周辺部材も含めて自社内で完結していること。開発と製造が一体となり、スピード感を持って高品質な製品提供に取り組んでいます。 現在、タッチパネルの基板はガラスから軽くて薄いフィルム素材へと変化を遂げてきており、私達にとってこれは大きなチャンス。より一層の性能向上を図り、ガラスからフィルムへ置き換えてもらえるよう各素材メーカーや機械メーカー、商社など取引先に働きかけている真っ最中です。

取引先の生の声を開発に反映。少数精鋭の尾池工業だからこそ、丁寧なものづくりができるんです。

尾池工業の特長は、少数精鋭で質の高いものづくりを手がけているところだと思います。私のチームも10名ほどで活動しており、小回りの効く体制で開発にあたっています。フットワークの良さでは大手企業より随分勝っていると思いますね。 例えば、何か製品に問題があるとわかれば、海外の取引先であってもその日のうちに営業や技術者が現地に飛びます。社員が自分の目で製品や製造現場を確認し、原因を究明して対応するようにしていますね。タッチパネルのように近年脚光を浴びている製品は競争も激しく、スピード感が求められますから。

また、開発者が直接お客様の生の声を聞き、研究や開発に反映させている姿勢も長所になっていますね。メーカー毎の特長を掴み、それに合わせた開発を実践できています。オーダーメイドのようなものづくりができ、さらに技術サポートまでを行なう。こうしたきめ細やかさも、シェアを伸ばしている理由だと思います。私自身、お客様の意見を聞きながら研究できることに喜びを感じています。「ありがとう」という言葉も励みになりますね。

中島義浩さん

市場動向を探り、社会が求めるものを生み出す。目先の研究だけでなく視野を広く持つ姿勢を大切にしています。

こうしたお客様の意見や営業のヒアリングを元に、一歩先を見据えた開発をしていくことがリーダーとしての目標です。先々の市場動向を読み、部下がブレることのないように方向性をきちんと示していきたいですね。
タッチパネルの可能性はまだまだ未知数。これまで培ってきたカーナビの市場をキープしながら当社のフィールドをどこまで拡大できるか。ガラス素材に取って代われるよう、今後は「耐久性」をキーワードに挑戦していきたいと思います。アプリケーションの進化も注目すべき動向のひとつですね。

仕事を通して感じるのは、大学で研究をしていた頃のような頭でっかちではいけないということ。いろんな意見を聞く耳を持たなければ、社会が求める開発につながらないんだなと実感しています。学んだことだけではものづくりはできません。様々な角度からの声をスパイスに加えてこそ、他との差別化が図れ、尾池らしい製品が生まれるんです。これから入社する方にも、視野を広く持って開発に取り組んでほしいですね。「OIKE」ブランドを一緒につくってくれる新戦力に期待しています!

中島義浩さん